社会保険労務士の椿です。
連日寒さが続き、乾燥が気になる季節になりました。
最近、私の周りでも、体調を崩している人が多いのですが、皆様は大丈夫でしょうか?
いつも法律の改正等の話題が多いので、今日はこの季節特有の静電気について書いてみたいと思います。この時季、乾燥によって生じやすくなる静電気に悩まされている方も多いと思います。人によって個人差はあるようですが、反応が強い人にとっては「バチッ」とした痛みに悩まされ、とても不愉快なことでしょう。
また、静電気を感じやすい人が、電気を通しやすい金属のドアノブや、エレベーターのボタンを指先で触わる前に建物の壁などを「手のひら全体で」一度ベタッと触ることで、身体にたまった「静電気」をゆっくりと逃がすことができると聞きましたが、これ一見奇妙な動作に見えますが、やってる人意外と多いそうです。
そして、静電気は、湿度20%以下、気温が20℃以下になると発生しやすく、静電気をためやすいのは、肌の水分量が少ない乾燥肌の人ということなので、何より乾燥対策が大切ということです。
キーホルダーや、ブレスレット等の静電気除去グッズもたくさん売られていますが、乾燥を防ぐ静電気対策をいくつか調べてみました。
①部屋の湿度を高くする
空気中の水分が増えれば、静電気が生じても自然に放電しやすくなるため、加湿器だけでなく、洗濯物を室内に干したり、部屋に水の入ったコップを置いたりして、部屋を乾燥から防ぐこと。これは、喉にも良さそうだし、簡単に出来そうですね。
②肌の保湿
私は、カサカサして、手足がついつい痒くなってしまうことがあるのですが、不足している水分を補い、肌を保護するためにも、毎日保湿クルームを塗ることは有効だと思います。ハンドクリームを塗るだけでなく、洋服に隠れている部分も乾燥しやすいため、全身を保湿することも忘れないようにしたいですね。私は特に、お風呂上がりに保湿剤を使うようにしています。アロマの香りが大好きなので、いろんな香りのクリームを購入して、洗面所や、リビング、寝室など全ての部屋にクリームを置いています。これは、乾燥だけでなく、癒し効果にもなっています。もちろんオフィスにも持参して、まめにハンドクリームも塗っています。
③強く洗いすぎない
清潔にしようとするあまり、毎日ごしごし体を洗ってしまうと、皮脂膜まで落としてしまうことになり、かえって肌の乾燥を招いてしまうそうです。汚れやすい部分以外は、毎日石鹸やボディソープをつけて洗わなくても問題ないそうです。シャワーで洗い流すだけでも汚れを落とすことができるそうです。また、石鹸を使う場合も、手でやさしく洗うだけで充分のようです。私も以前は強く洗っていたのですが、これをテレビの情報番組で見てから、そのように心がけています。昔、韓国式の垢すりが流行したことがありましたが、強く洗うのは乾燥を招いてしまうのですね。
④お風呂の温度は熱くしすぎない。
熱いお湯につかると、皮膚を守っている皮脂膜やセラミドを溶かしてしまい、乾燥肌の原因になるそうです。湯船の温度は40℃ぐらいまでが適温のようです。寒いと、どうしても、お風呂の温度を高く設定し、長風呂になりがちですが、これも乾燥肌の原因になるのですね。
⑤綿などの衣服を身に着ける
綿などの天然繊維の衣服は、吸湿性が高く水分を含みやすいため、静電気が自然と放電されやすくなるそうです。一方、化学繊維は吸湿性が低いため、電気を逃さず、静電気がたまりやすくなり、肌への刺激になるため、避けたほうがよいとのことです。
また、ポリエステルと、ナイロンやウールを重ね着すると静電気が発生しやすくなるようです。
静電気は不快なものですが、静電気に悩まされているということは、それだけ肌の乾燥がしているということを教えてくれているのですね。静電気対策は、同時に乾燥肌対策にも有効だと思います。
一般的に乾燥の厳しい時期は、インフルエンザなどにかかる方が多くなる傾向があります。今年は、とても流行しているようなので、まめな手洗いやアルコール消毒に加えて、上記の乾燥対策をし、水分をしっかり補給していきたいですね。皆さまもご自愛くださいね。
投稿者プロフィール
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特定社会保険労務士の椿です。
ファイナンシャルプランナー、両立支援コーディネーター、ハラスメント防止コンサルタントでもあります。
休日は友達と好きなアーティストのライブに出かけてリフレッシュしています。
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