労務・法務ニュース
「運送業」、「建設業」、「医師」の時間外労働の上限規制の適用について

今まで「運送業」、「建設業」、「医師」については、時間外労働に関する上限規制が猶予されていましたが、2024年(令和6年)4月1日より、これらの事業を行っている事業所も下記の時間外労働に関する上限規制が適用されることになります。

労働時間・残業・休日労働
法定内残業と法定外残業の残業代の計算方法は?

法定内残業とは、1日の所定労働時間(労働契約で決定した労働時間)が8時間未満の場合において、当該所定労働時間を超え、かつ、1日8時間以内、1週間40時間以内に収まっている残業のことをいいます。たとえば、1日の所定労働時間を5時間、月曜日から金曜日の週5日勤務とした場合に、1日7時間労働したときは、所定労働時間の5時間超えていますが、8時間以内には収まっているため、この日の5時間を超えた2時間分は、法定内残業となります。