みなさん、こんにちは(*^-^*)スタッフのカナリアです。
先月は暖かくなったあと思えば、寒くなってしまって、私もちょびちゃんも体調が安定しませんでした。まさに三寒四温……「まさに」ではないですが、春の予感がする中で、まだまだ冷たい風が吹くというのは、春らしいです。
それから、嬉しいことに、私は今年はあまり花粉症で苦しんでいません。もしかしてこれからが本番でしょうか?できればこのまま最小限の被害で過ごしたいです。
さて、本題です。今回は読んだ本の話をしようと思います・
ジェフリー・M・マッソン 青樹玲訳『ペットが死について知っていること 伴侶動物との別れをめぐる心の科学』草思社
昔、著者の『犬の愛に嘘はない』を読んでつまらないと思ったのですが((+_+))、こちらはとても興味深かったです。
やはり、ちょびちゃんと過ごす日々で、別れの時について考えることが多いからでしょう。
犬は猫よりもずっと早く人間と共に生きることを選び、「共進化」を遂げてきました。犬は私たちのことをよく理解していますが、私たちはそうではない。この本を読み、犬のひたむきさに基づく暖かな知性と比べ、人間は冷たいと感じました。
最も印象深かった箇所は、犬の認知症についてのところ。著者はそもそも認知症という言葉が好きではないようですが、犬については特にそう感じているようです。
「認知症」の犬がぐるぐると回り続けることは知られていますが、著者はそれを病的なものではなく、慣れ親しんだ場所との親密さを感じるための行動ではないか、そこに楽しさがあるから、回っているのではないかと述べています。
悲観の習慣は人間のものだと思い返す必要があるかもしれません。
この本では犬の人懐っこさについてこれでもかと書かれているのですが、柴犬らしくクールなちょびちゃんには当てはまらないこともあり、そのことを愚痴った時だけ普段はあまり動かないちょびちゃんの可愛いお耳がこちらにきゅっと向き直ったのは、おもしろかったです(*^-^*)
ちなみに伴侶動物(コンパニオン・アニマルとも言いますね。人口に膾炙された表現になったのでしょうか?)のうち、よく知られているとおり、猫は自分の死を悟るようです。本文では人の死を察知して臨終前に必ず患者のもとへ赴く、病院か老人ホームで過ごしている猫オスカーが紹介されていました。
犬は猫のように察知はしないようです。しかし、死に瀕した際は、やはり飼い主にそばにいてほしいらしく、苦しむ姿を見るのは苦しいという理由で、医者に任せて彼らのそばを離れることはよしたほうがよさそうです。
本とちょびちゃんの足です(*^-^*)
暖かな日に少しわくわくしているちょびちゃんです(*^-^*)
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